駒込武編(2021)『「私物化」される国公立大学』(岩波ブックレットNo.1052)は、昨今の国公立大学の危機的状況を具体的に描き出しているブックレットです。ぜひ、ご一読ください。
【目次】
はじめに……………駒込 武
第1章 大学が「私物化」されるとはどういうことか――下関市立大学……………下関市立大学の私物化を許さない教員有志
第2章 自由の風が止むとき――京都大学……………駒込 武
第3章 政治に従属する大学へ――筑波大学……………佐藤嘉幸
第4章 歯止めなき介入、変貌する大学――大分大学……………大分大学のガバナンスを考える市民の会
第5章 放逐される総長――北海道大学……………山形 定
第6章 教育界に逆行する教員養成「改革」――福岡教育大学……………江頭理江・喜多加実代
第7章 権威主義化する大学「経営」イデオロギー――東京大学……………田中 純
おわりに……………光本 滋
参考リンク集